使い方
いつもの AI につなぐ、チームの資料づくり——Pawapo ai は、Claude Code・Codex・ChatGPT・Gemini などの AI エージェントからつないで使います。MCP は、お使いの AI と外部の機能をつなぐ規格です。Pawapo ai は、この規格で AI から資料を作る・直す機能を呼び出せます。人がすることは「登録する」「つなぐ」「AI に頼む」の 3 つだけです。
はじめに
いま作れるものと、準備中のものです。どれも、AI が書くのは「本文と構成」だけで、仕上げは Pawapo ai が決められた手順で整えます。
| 作れるもの | AI が書くもの | 返ってくるもの | 状態 |
|---|---|---|---|
| 提案資料・スライド | 見出し · 本文 · 強調したい言葉 | PDF · PowerPoint · 直せる画面 | 使えます |
| 見積書・請求書 | 品目 · 数量 · 単価 · 宛先 | PDF · Excel | 準備中 |
| ダッシュボード・定期レポート | 数字 · 期間 · 比べる軸 | 共有 URL · 画像 · PDF | 準備中 |
つなぎ方
接続先は 1 つです。認証は、開いたブラウザで「許可する」を押すだけ——接続キーを用意する必要はありません。自動化のようにブラウザを開けない相手だけ、管理画面で発行した接続キーをヘッダに付けます。
- 接続先
https://pawapoai.com/mcp- 認証
- ブラウザで許可(OAuth)。自動化には
Authorization: Bearer <接続キー> - 方式
- AI エージェントとの接続(MCP)。Streamable HTTP
Claude Code
ターミナルにこの 1 行を貼って Enter。ブラウザが開くので「許可する」を押します(ログインしていなければ、その場でログインします)。
claude mcp add --transport http pawapo https://pawapoai.com/mcp; claude mcp login pawapoブラウザが開かないときは、Claude Code の中で /mcp を開いて「認証する」を選んでも同じです。以後、Claude Code が自動で Pawapo ai を使います。つなぎ直すときも、同じ 1 行をもう一度貼るだけです。
Codex
ブラウザでの許可に対応しています。書式は最新の説明に従ってください。
codex mcp add pawapo --url https://pawapoai.com/mcp; codex mcp login pawapoこちらでの動作確認がまだです。うまくいかないときは、下の「ブラウザを開けない相手」と同じように接続キーをヘッダに付けてください。
Antigravity(Gemini CLI の後継)
Google のターミナルの AI は、2026 年 6 月に Antigravity へ移りました(無料・AI Pro・Ultra の gemini は、この日で止まっています)。設定は CLI と IDE で同じ場所——~/.gemini/config/mcp_config.json(作業ごとなら .agents/mcp_config.json)に、この形で書きます。接続先の項目は serverUrl です(url ではありません)。
{
"mcpServers": {
"pawapo": {
"serverUrl": "https://pawapoai.com/mcp",
"headers": { "Authorization": "Bearer <接続キー>" }
}
}
}Antigravity はブラウザでの許可にも対応していますが、いまは接続キーをヘッダに付ける形が確実です(許可したのに認証が付かない、という不具合の報告が Antigravity 側に残っています)。Gemini Code Assist(Standard / Enterprise)や有料の API キーで gemini をお使いの場合は、これまでどおり gemini mcp add --transport http pawapo https://pawapoai.com/mcp でつながります。
Cursor · 自動化・CI(ブラウザを開けない相手)
管理画面で接続キーを発行し、ヘッダに付けます。プロジェクトの .cursor/mcp.json(または設定画面の MCP)ならこの形です。
{
"mcpServers": {
"pawapo": {
"url": "https://pawapoai.com/mcp",
"headers": { "Authorization": "Bearer <接続キー>" }
}
}
}ヘッダを書くと、ブラウザでの許可は使われません。接続キーが切れると 401 のまま繋がらなくなるので、人が使う AI には付けないでください。
claude.ai / ChatGPT(コネクタの追加画面から)
ブラウザやアプリの claude.ai・ChatGPT には、接続キーを貼る欄がありません。代わりに、コネクタ(連携)の追加画面に接続先の URL を入れると、こちらの許可画面が開きます。そこでログインして「許可する」を押すだけです。接続キーを用意する必要はありません(許可した人の接続として、こちらで用意します)。
- claude.ai は「設定 → コネクタ → カスタムコネクタを追加」、ChatGPT は「設定 → コネクタ → 作成」(開発者モードが要ります)。画面の名前は各サービスの最新の表示に従ってください
- 接続先の URL に
https://pawapoai.com/mcpを入れる。認証は「OAuth」のまま。クライアント ID・シークレットの欄は空で構いません - 開いた許可画面で、Google かメールのリンクでログインして「許可する」(すでにログインしていれば、そのまま「許可する」)
頼み方
普段どおりに頼むだけです。枚数と目的を言うと、仕上がりが安定します。
- 「週次定例を廃止して非同期の書面報告に切り替える提案を、3 枚で。PDF と PowerPoint も」
- 「この議事録から、来期の重点施策を 5 枚の資料にして」
- 「見積の比較表を 1 枚。3 社分、価格と納期と条件で」
返ってくるのは 3 つです。
| 返るもの | 使いどころ |
|---|---|
| そのまま送る・印刷する | |
| PowerPoint | 開いて、いつも通りに直す。文字も図形もそのままです |
| 直せる画面の URL | ブラウザで開いて、文字を押して直す(次の節) |
直し方
直し方は 2 つあり、どちらも同じ履歴に残ります。
AI に頼む
「3 枚目の 9.5 倍を 18.8 倍に直して」のように、どのページの何を直すかを言います。AI はそのページだけを送り直すので、全部を作り直しません。
直せる画面で直す
- 返ってきた URL をブラウザで開く
- 直したい文字を押すと、その場で書き換えられる
- 直した内容は PDF と PowerPoint に自動で反映される
- 戻すときは ⌘Z(Windows は Ctrl+Z)、やり直しは ⇧⌘Z
- 「履歴」を押すと版の一覧が開き、誰が・いつ・何を直したかが見えます。「この版に戻す」で好きな版の内容に戻せます
画面で直せない文字(自動で振られた番号など)は、右側の原稿から直せます。決まりに合わない書き換えは、理由つきで弾かれます。
手元の PowerPoint / PDF から始める
管理画面の「作った資料」で「手元の資料をあげる」を押すか、AI に「このファイルを取り込んで」と頼むと、文字と表を取り出して直せる下書きになります。 見た目と画像は持ち込みません(デザインはこちらのデザイン設定で揃えます)。取り込めなかったところは件数つきで出るので、下書きを整えてから配ってください。
直せる画面の「コピーを作成」を押すと、いまの資料の中身をそのまま新しい資料にできます(元の資料はそのまま残り、一覧に「もとにした資料」と出ます)。
会社のデザイン設定
会社の配色・ロゴ・レイアウトのひとそろい。技術者向けの呼び名はブランド。
- いつも使っている資料(PDF か PowerPoint)を 1 つ用意する
- AI に「この資料の配色でデザイン設定を作って」と頼み、ファイルを渡す
- AI が配色を読み取り、会社専用のデザイン設定を起こす
- ロゴと背景を差し替えれば完成。以後は「デザイン設定 ○○ で」と頼むだけ
管理画面
/console で、接続キーと利用状況を見られます。入るときは Google でログインするか、メールアドレスを入れて届いたリンクを開きます(パスワードはありません)。初めてのときは、個人か法人かと名前を選びます。チームの人に招待されたときは、届いたメールのリンクからログインすると、その組織に入ります(自分の組織は作られません)。
| ページ | できること |
|---|---|
| ホーム | 今月作った枚数、つないでいる AI、直近の資料、つなぎ方 |
| つないでいる AI | つないだ AI の一覧(つないだ人・つないだ日・今月の枚数)。手元の AI 用の接続キーの発行と、接続の解除。合言葉は発行したときにしか出ません |
| 利用状況 | 月ごとの枚数・回数、何をしたか、どの接続キーから。明細を CSV で落とせます |
| 作った資料 | 作った資料の一覧。開くと直せる画面 |
| メンバー | 同じ組織で使う人の一覧。招待・役割(管理者 / 編集者 / 閲覧者)・外す。外した人の接続キーは止まります |
| 設定 | お名前、組織の名前、デザイン(明るい / 暗い)、ログアウト |
全体の構成
このサービスは 3 つの層でできています。AI エージェントが使うのはいちばん上だけで、体裁も保存も下の層が引き受けます。
1. 入口
- AI エージェント
- 接続キーを 1 行入れるだけ。Claude Code・Codex・ChatGPT・Gemini から呼べます
- ブラウザ
- できた資料の一覧と、文字をクリックして直せる画面。管理画面で使った量も見られます
- 技術者向け
- 同じことを HTTP から直接呼べます(このページの「技術者向け」)
2. 作れるもの
成果物の種類ごとに 1 つ。増えても、入口と土台は同じものを使います。
| 作れるもの | 状態 | 出るもの | 数える単位 |
|---|---|---|---|
| 提案資料・スライド | 使えます | PDF · PowerPoint · 直せる画面 | 枚 |
| 見積書・請求書 | 準備中 | PDF · Excel | 通 |
| ダッシュボード・定期レポート | 準備中 | 共有 URL · 画像 · PDF | 面 |
3. 土台
- 組織と接続キー
- 契約と接続キーの単位です。資料も使った量も、この単位で分かれています
- 使った量と上限
- 作った・直したときだけ 1 回 1 行で記録します。閲覧は数えません。月の上限に達すると、その月は作成を止めます
- 保存
- 東京のデータベースに置きます。サーバー自身は何も持ちませんので、入れ替えてもデータは残ります
- デザイン設定
- 配色・書体・ロゴ。組織ごとに持ち、何を作るときも同じものが使われます
1 本できるまで
- AI エージェントに「3 枚で提案書を」と頼む
- AI エージェントは本文と構成だけを書いて送る(座標や色は送れません)
- こちらがデザイン設定を合成して焼く。PDF・PowerPoint・直せる画面が返る
- 気になる文字はブラウザで直す。直すたびに版が残るので、取り消せます
手元にある PowerPoint / PDF から始めることもできます。文字と表を取り出して下書きにし、見た目はこちらのデザイン設定で揃えます。
変えない約束
- AI は本文と構成だけを書く。体裁はこちらが決めます。だから何本作っても揃います
- 同じ入力からは同じ出来上がり。「だいたい似た絵」にはなりません
- 出来上がりから作り方を逆算されにくくしてあります。組み方はこちらの資産です
- 預かったものは作り直せる形で持ちます。原本さえあれば、PDF もスライドも焼き直せます
技術者向け
AI エージェントを介さずに直接呼ぶこともできます。認証はどの経路も同じ Authorization: Bearer <接続キー>(x-api-key ヘッダでも可)。接続キーの技術者向けの呼び名は API キーです。
接続先
- MCP
https://pawapoai.com/mcp(Streamable HTTP)- HTTP API
https://pawapoai.com/v1/…- 死活監視
https://pawapoai.com/livez(/healthzは Cloud Run が先に応答するので使えません)
AI が使う手順(MCP のツール)
| ツール | 何をするか |
|---|---|
list_layouts | 使えるレイアウト・tone・アイコン名と書き方の決まり。余白や色の具体値は返さない |
render_deck | DeckSpec → PDF / PPTX / SVG。ビューアの URL を返す |
revise_slide | 1 枚だけ差し替えて組み直す。版として残る |
update_deck | 中身をまるごと書き直す(「20 枚にして」など枚数や構成を変える)。同じ資料のまま版として残り、戻せる |
undo_edit | 直前の編集を取り消す(direction: "redo" でやり直し、version で任意の版に戻す) |
import_deck | 手元の PowerPoint / PDF から文字と表を取り出して、直せる下書きにする |
extract_design | 顧客の PDF / PPTX から配色を画素で読む |
create_brand / get_brand | 組織のブランド(デザイン設定)を作る・見る |
list_decks / get_deck | 作った資料の一覧と、中身・版(誰が・いつ)。「この資料をこう変えて」はここから読んで、1 枚だけなら revise_slide、別の資料にするなら render_deck(based_on_deck_id 付き) |
ツール定義がクライアントのコンテキストに占める量は 6,376 トークンです。render_deck だけがスキーマを持ち、revise_slide は再掲しません。
直接呼ぶ口(HTTP API)
| エンドポイント | |
|---|---|
GET /v1/guide | DeckSpec の JSON Schema、レイアウト、tone、アイコン名 |
POST /v1/decks | DeckSpec → PDF。?format=pptx / json / svg、?strict=1 で警告を 422 に |
POST /v1/uploads?name=x.pdf | 手元のファイルを渡す(本文は生バイト)。返った path を extract_design に渡す |
GET /v1/orgs/:org/decks | 組織の資料一覧 |
GET /v1/orgs/:org/decks/:id/deck.pdf | PDF(deck.pptx、slides/*.svg も同様) |
GET /v1/orgs/:org/keys · POST · DELETE …/:id | 接続キーの一覧・発行・失効 |
GET /v1/orgs/:org/usage?month=YYYY-MM | 組織の月次使用量。&format=csv で明細 |
GET /v1/me | 誰が・どの組織で入っているか |
AI が書くもの(DeckSpec)
本文と構造だけの JSON です。座標・サイズ・色コードは受け付けず、未知のキーは 400 で返します。色は tone の 8 語(default / soft / muted / accent / warn / ink / outline / highlight)、強調は **…** の 1 記法だけです。
{
"brand": "default",
"slides": [
{ "layout": "cover", "title": "定例を、書面に。", "subtitle": "非同期の報告へ", "chips": ["機会", "設計"] },
{ "layout": "cards", "eyebrow": "結論", "title": "定例を **書面** に置き換える", "cols": 3,
"items": [{ "badge": "1", "title": "週 3 時間が戻る", "stat": { "value": "3", "unit": "h" } }] },
{ "layout": "metrics", "title": "数字で見る",
"items": [{ "value": "18.8", "unit": "倍", "label": "修正 1 回の削減" }] }
]
}レイアウトは cover / divider / cards / split / table / bands / steps / metrics / image / raw に、対比・工程・時間軸・ファネル・ポジショニング・予定表(compare / flow / timeline / funnel / quadrant / gantt)。グラフは 25 型を、見せたいこと(量を比べる・推移を見る・内訳を見る・差と要因を見る・目標と達成を見る・関係と分布を見る)で分けてあります(column / line / pie / waterfall / scatter など)。数を書けば、目盛り・色・割合・合計はこちらで決めます。書き方の決まりは list_layouts(MCP)か GET /v1/guide で取れます。
上限と数え方
- 1 分あたりの回数に上限があります(既定 60。接続キーごとに変えられます)。超えると 429 が返ります。1 回の依頼で作る枚数も回数に数えます。
- 課金の対象は「作った・直した」枚数だけ。閲覧・一覧・サムネイルは数えません。
- 組織ごとに月の枚数の上限があります。超えると 402 で、使った枚数と上限が返ります。
データの置き場所
- 東京リージョン(Cloud Run + Supabase)。資料と履歴は Postgres、PDF / PPTX は非公開ストレージ。配信は認証を通してから(ログインか接続キーが要る URL。知っているだけでは開けません)。
- 接続キーは SHA-256 のハッシュだけを保存。平文は発行時にしか返しません。
- 鍵の組織とパスの組織が違えば 403。鍵は組織の外を触れません。
- 仕上げ(合成)の工程で LLM は呼びません。同じ DeckSpec からは同じ SVG が出ます。
よくある質問
トップページのよくある質問にまとめてあります。載っていないことは、接続キーを発行した管理者にお尋ねください。
お困りのことや、料金・導入のご相談はメールでお受けします。 お問い合わせ →
これから
いま提供しているのは資料(スライド)です。チームで使う土台(メンバーと役割)は入りました。ここから先は、誰が・いつ直したかの見える化と、作れるものを増やすことの 2 方向で進めます。日付は約束しません。
使う人の単位(チームで使う)
組織の中に利用者が並びます。管理画面の「メンバー」から招待・役割の変更・停止ができ、 外した人の接続キーだけが止まります。招待された人は、届いたメールのリンクからログインすると、その組織に入ります。
| 役割 | できること |
|---|---|
| 管理者 | メンバーの招待と停止、組織の設定、会社の接続キーの発行ができます。 |
| 編集者 | 資料を作る・直す、自分の接続キーの発行ができます。 |
| 閲覧者 | 資料を見るだけ。作る・直す・接続キーの発行はできません。 |
誰が・いつ・何を直したかは資料の版に残り、直せる画面の「履歴」から任意の版に戻せます(戻した内容も新しい版として残ります)。 利用状況には人ごとの内訳が出ます(請求の根拠として残る形は今と同じです)。
作れるものを増やす
| 作れるもの | 状態 | 何が面倒を引き受けるか |
|---|---|---|
| 資料・スライド | 使えます | 配色・書体・折り返し・PDF・PowerPoint・修正の履歴 |
| 見積書・請求書 | 準備中 | 税の計算と端数・通し番号・社印と振込先・Excel での受け渡し。数字が 1 円ずれないことが要点です |
| ダッシュボード・定期レポート | 準備中 | 数字の取り込み・グラフの形・更新の間隔。毎月同じ紙が自動で出ます |
作れるものが増えても、接続の 1 行・デザイン設定・使った量の記録は共通です。新しいものを使うために、つなぎ直す必要はありません。
土台の整備
- プランと上限——月に作れる量と価格を決めて、管理画面に残りを出します
- 預かる期間——古い成果物は消して、必要なときに原本から焼き直す形にします。お預かりする期間は短いほうが安全です
- 独自ドメイン——いまの入口は仮の住所です